歯科衛生士 2月
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左のイラストでご紹介したのは、幼稚園のころからメインテナンスをがんばってきた小学校3年生のAさんに起きた突然の出来事。診察の結果、幸いにも歯髄の保存療法が適応の破折だったため、コンポジットレジン修復にて審美性を回復することができ、笑顔で帰られました。 歯科衛生士の皆さんがこうした場面に遭遇することは少なくないと思います。緊急時の対応はもちろん、定期管理中に経過を観察している外傷歯の異変に気づくことも歯科衛生士の大切な役割です。また、日頃から歯のケガをしないようにするには、あるいは残念にもケガをしてしまった時にはどうしたらよいかを伝えることも、子どもの安全につながる大切な仕事です。本稿で、子どもの外傷歯への適切な対応を学びましょう。(田中英一)患者さんの不安を取り除く患者さんの不安を取り除く子どもの外傷歯子どもの外傷歯対応ガイド対応ガイド田中美津帆Mizuho Tanakaしながわ小児歯科医院歯科衛生士中島千晴Chiharu Nakashimaしながわ小児歯科医院歯科衛生士田中英一Eiichi Tanaka田中歯科クリニック歯科医師品川光春Mitsuharu Shinagawaしながわ小児歯科医院歯科医師UNDER20特集大切に守ってきた歯をケガしてしまった……もう慌てない!前歯が欠けてしまった!Illustration:おおたきょうこ1234ショック!29歯科衛生士 February 2015 vol.39
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