歯科衛生士 2015年3月
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咬合誘導から始まる生涯メインテナンス 不正咬合の“芽”は どのように見つけるの?前編咬合誘導から始まる生生涯メインテナンス 不正咬合の“芽”は どのように見つけるの?前編咬合誘導から始まる 生涯メインテナンス前編Illustration:飛田 敏、中島慶子 全国的に日本歯科医師会の8020運動やう蝕予防運動が浸透し、カリエスフリーの子どもたちが急激に増えてきています。それにともなって、小さなお子さんを持つ家庭でのお口の関心は、う蝕治療やう蝕予防から歯並びに移ってきました。 歯科衛生士の皆さんも、お子さんの歯並びについてご家族から相談を受けたことがありませんか? その相談に対し、適切に回答ができましたか? ただなんとなく「もう少しようすを見ましょう!」と回答をしていませんか? 小児期の成長発育や咬合誘導(または矯正治療)を知っていて「(時期が少々早いので)もう少しようすを見ましょう」と言うのと、知らないで逃げ口上で言うのとでは、その意味がまったく違います。 今回の特集では「不正咬合の“芽”をどのように見つけるの?」「いつから矯正治療を行うの?」「誰が矯正治療を行うの?」をテーマに、幼児から小児の成長発育と咬合誘導について学んでみましょう!不正咬合の“芽”は どのように見つけるの?UNDER20特集はじめに関崎和夫Kazuo Sekizaki関崎歯科医院院長USEIKOUGOU29歯科衛生士 March 2015 vol.39

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