歯科衛生士 2015年3月
6/8

ADVANCE特集Illustration:寺田久美中村誠司Seiji Nakamura九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野教授(九州大学病院顎顔面口腔外科)他のドライマウスとどう違う?どう気をつける?シェーグレン症候群膠原病の1つであるシェーグレン症候群はドライマウスを生じる代表的疾患ですが、重症であることが多く、全身の合併症もみられることから、歯科医師のみならず、歯科衛生士も正しい知識を持っておく必要があります。一方、口腔の乾燥(ドライマウス)は高齢者に多くみられますが、その原因はシェーグレン症候群のみに限らず、さまざまです。的確に対応するためにはその原因を見分ける必要があります。本稿では、シェーグレン症候群によるドライマウスと、他のドライマウスの違いを中心に、その症状や治療方法、また日常生活において留意すべきことを解説します。歯科衛生士 March 2015 vol.3970

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です