図1 補綴治療における当院の歯科衛生士の役割歯周治療時やメインテナンスだけでなく、補綴治療時を含めて、初診時から一貫して歯科衛生士がかかわっている。患者説明補綴装置セット時補綴装置セット後諌山浩之Hiroyuki ISAYAMA土屋デンタルクリニック大分オフィス[大分県]歯科医師比江島怜未Remi HIEJIMA土屋デンタルクリニック大分オフィス[大分県]歯科衛生士採得資料の活かしかた[監修]土屋嘉都彦 Kaduhiko TSUCHIYA土屋デンタルクリニック大分オフィス[大分県] 院長・歯科医師Illustration:田中麻里子歯科衛生士 November 2021 vol.45伊達沙和Sawa DATE土屋デンタルクリニック大分オフィス[大分県]歯科衛生士スタッフ間で患者情報の共有ができる誰が見ても診療内容がわかるようなカルテ記載を行うことで、採得資料と合わせて患者情報をスタッフ間でいつでも共有できる。患者、歯科医院にとってメインテナンスしやすい環境の獲得その患者にとって最適と思われる治療の提案が可能となる。補綴治療前補綴治療時23P.34Part3 Case Presentation表1 すべての患者に資料採得を行うことの利点主訴のみ解決型の治療からの脱却口腔内全体を把握したうえでの治療計画立案が可能となる。患者説明のための機会の獲得、患者のデンタルIQの向上採得資料を用いて口腔内の状況を説明することが可能となる。それにより、患者は自身の口腔内に対する意識が向上する。診療室全体の診療レベルの向上適切な患者説明を行うために、歯科衛生士もしっかりとした知識を身につける必要がある。初診時検査診断・治療計画立案検査・資料集め治療計画説明・費用説明歯周治療治療の補助・介助ContentsP.24Part1 資料採得はなぜ重要か?P.26Part2 現場発! 補綴治療における治療の介助メインテナンス DRはココも知りたい!治療につながる
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