4cbeade:最後方歯の遠心部では、手指4指を臼歯部まで挿入する必要がある。見やすくするためデンタルフロスは青色にしている。74図4 デンタルフロスの適切な使用方法接触点直下から舌側・口蓋側の歯頚部にデンタルフロスを沿わせて、歯頚部から歯冠測にプラークを除去する。a b:上顎左側中切歯近心口蓋側歯頚部への適用。c:下顎右側中切歯近心舌側歯頚部への適用。d:下顎左側中切歯近心舌側歯頚部への適用。 ここからいよいよ、ゼミ実習に入ります。各自の歯周組織の状態をふまえた口腔清掃法についてデモンストレーションを行い、歯ブラシによる清掃について部位ごとに確認していきます。さらに歯間清掃について、まずはデンタルフロスによる適切な清掃法について確認します。 デンタルフロスの歯間部への挿入は、歯間乳頭歯肉を損傷させないように、頬舌的方向にのこぎりを引くような操作を数回繰り返しながら、ゆっくりと接触点から歯間部に挿入させます。その後、接触点直下から舌側・口蓋側の歯頚部にデンタルフロスを沿わせて、歯頚部から歯冠測にプ[後編]口腔清掃法、口腔清掃習慣を見直し、TOPIC手指による方法その変化を再評価しようデンタルフロスの適切な使用について学ぶ臨床実習から学ぶOHI の最初の患者
元のページ ../index.html#5