歯科衛生士 2023年10月号
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 一般の歯科医院で勤務する歯科衛生士がやりがいを感じる業務のひとつであるSRPは、自然に身につくスキルではなく、基礎知識と基本の技術をベースに、目の前の患者さんの口腔内を検査したうえでみずから判断し、実践を積み重ねていくことで時間をかけて習得できるものです。 本年1月に出版した『別冊歯科衛生士 無理せず結果につなげるSRP』では、歯周治療を成功に導くために必要な基礎知識と検査データを読み取る方法、根面探知や型にはまらない自分のやりやすい方法を見つけるためのキュレットワークを解説しました。 それをふまえて、今回の特集では、「日々臨床で行っているSRPのポジション、レスト、ストロークのバリエーションを増やそう!」を目的に、同じ部位に対する複数のアプローチ法をご紹介します。それぞれのアプローチ法には、いいところ、やりにくさを感じるところもありますので、Goodポイント、Badポイントとして整理してみました。 また、多くのベテラン歯科衛生士が実践している水平ストロークも多くご紹介しています。基礎的なことは別冊で解説していますので、よろしければお読みください。 「この部位は苦手だから超音波に頼りがち」という部位にもキュレットを当てられたら、SRPがもっと楽しくなるかもしれませんよ!30詳しい内容はP.43のブックガイドにて。別冊歯科衛生士無理せず結果につなげるSRPやりやすい方法を選ぼう!落合真理子特集1SRPは、型にはまらなくてOK!ポジションレストストロークこんなにある! SRPの

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