Journal of Aligner Orthodontics 日本版 2022年No4
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キーワード アライナー矯正治療、アライナー型矯正装置、システマティックレビュー、マルチブラケット装置同論文は、アライナー型矯正装置とマルチブラケット装置との治療効果の違いについて、質の高いシステマティックレビューのみを抽出し、評価・総評を行っている。アライナー型矯正治療の利点・欠点についての科学的根拠がわかりやすくまとめられているため、ぜひ一読いただきたい。島田達雄[たかはた矯正歯科]、宮本 豊、友成 博[鶴見大学歯学部歯科矯正学講座] 近年、日本をはじめ、世界的にアライナー型矯正装置を用いた矯正歯科治療に対する患者の需要、歯科医師の関心が高まっている。国際学術誌においてもアライナー型矯正装置によるバイオメカニクスや治療効果などが発表され、その有用性が明らかになりつつある。しかし、いまだ十分なエビデンスが確立されていない本装置の効果と限界について、われわれ歯科医師は、科学的な分析から得られる質の高い学術的な情報を学ぶ機会に積極的に触れられているだろうか。 本稿では、2022年3月にClinical Oral Investigationsに掲載された総説論文「マルチブラケット装置と比較したアライナー型矯正装置による矯正歯科治療の効果:システマティックレビューの総括」1を概説する。79島田達雄 Tatsuo Shimada, D.D.S., Ph.D. たかはた矯正歯科 〒191-0031 東京都日野市高幡1000-1 マロニエビル3階宮本 豊 Yutaka Miyamoto, D.D.S., Ph.D. 友成 博 Hiroshi Tomonari, D.D.S., Ph.D. 鶴見大学歯学部歯科矯正学講座 〒230-8501 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2丁目1-3 連絡先 島田達雄 E-Mail: shimadat26@yahoo.co.jpJournal of Aligner Orthodontics 日本版 | 2022 vol.2 issue 4島田達雄日本版オリジナルページ エビデンスを読む・知る・生かす緒言今、アライナー型矯正装置はどこまで治せるのか「マルチブラケット装置と比較したアライナー型矯正装置による矯正歯科治療の効果:システマティックレビューの総括」を読む

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