Journal of Aligner Orthodontics 日本版 2023年No3
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aabdbdceceその後、口腔内スキャナーiTero(Align Technology社)で光学印象を行い、ClinCheck(Align Technology社)を作成した(図9、10)。ClinCheckの最適化を行った後、アライナー(上顎15枚、下顎21枚のアクティブアライナー)を発注した。 Invisalign firstアライナーが届くまで、Essixリテーナー(デンツプライシロナ社、米国・ノースカロライナ州)を用いて夜間のみに保定を行った。その後アタッチ図9 ステージ1のClinCheck(a-e)。図10 最終ステージのClinCheck(a-e)。25混合歯列期におけるアライナーと急速拡大装置の併用による前歯部開咬治療メントが設置され、患者には最初のアライナーが6セット渡された。患者にはアライナーを1日20~22時間装着し、7日ごとに交換するよう指示した。Invisalign firstを用いた矯正歯科治療は5か月で終了し、追加アライナーの必要はなかった。上下顎歯列はアライメントされ、前歯部の空隙が閉鎖し、開咬は良好に改善された(次ページ図11~15)。Journal of Aligner Orthodontics 日本版 | 2023 vol.3 issue 3

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