adabebc日本版オリジナルページ提供可能な矯正装置◦ 唇側または舌側のマルチブラケット装置と歯科矯正用アンカースクリュー（上顎）の併用利点とベネフィット◦ プランＢと比較して下顎前歯歯根と下顎骨の歯槽骨との相対的位置関係が良好で歯肉退縮のリ欠点とリスク◦ アライナー型矯正装置と歯科矯正用アンカースクリュー（上顎）の併用スクが減少する◦ プランＢと比較してインターインサイザルアングル（上下前歯歯軸傾斜角） が良好である◦ 許容できる上顎大臼歯の近心移動（1.5mm）が小さく最大の固定が必要になることと、下顎歯列の遠心移動（右側大臼歯部で1.0mm、左側大臼歯部で2.3mm）が必要となることから、上下顎両側に歯科矯正用アンカースクリューの植立が必要となる◦ 上顎中切歯の後方移動量（6.9mm）が大きくなるために上顎中切歯歯根と切歯管が接触し、歯根吸収のリスクが高まる1，2◦ 下顎歯列の遠心移動が必要となることから、水平埋伏した下顎両側第三大臼歯抜歯が必要となる◦ 顎矯正手術で下顎骨の前方移動を行うプランＣと比較して、骨格性Ⅱ級の顎間関係が残るプランＡの治療ゴール。上下顎の前歯歯軸は良好に改善されるものの、上顎中切歯歯根が切歯管と干渉するおそれがある。プランＡの3Dオクルゾグラム（上下 顎歯列の重ね合わせ像）。切縁・咬頭基準で上顎中切歯は6.9mm舌側傾斜移動、上顎両側第一大臼歯は1.5mm近心移動、下顎中切歯の唇舌的位置は維持、下顎右側第一大臼歯は1.0mm遠心移動、下顎左側第一大臼歯は2.3mm遠心移動する。84Journal of Aligner Orthodontics 日本版 | 2023 vol.3 issue 4症例１：プランＡ 上顎両側第一小臼歯抜歯、最大の固定（maximum anchorage）による矯正歯科治療
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