adfibegjchられる(表2)。しかしこれには限界も存在し、患者の症例特性や治療計画との適合性だけでなく、アライナーという患者のコンプライアンスに大きく依存する矯正装置の特性、患者の性格や職業、生活習慣も併せて総合的に判断することが重要である。①アライナー矯正治療の利点と制約 これまでワイヤー矯正治療が患者に敬遠されてきたのは、「矯正装置が目立つ、取り外しができない、違和感がある、痛い」といったネガティブイメージの存図10 修復治療+アライナー矯正治療症例1骨格性Ⅱ級、臼歯関係は右側AngleⅠ級(下顎右側第二小臼歯欠損により便宜的にⅠ級となっている)、左側AngleⅡ級2類の症例である。初回ClinCheck(a-e)、初回アライナー装着後の最終結果のClinCheck(f-j)。最終的な上部構造用の印象時にiTeroで撮影を行った。ClinCheckの最終結果画像と、待合室における同世代の患者との会話から、アライナー矯正治療を希望するようになった。80Journal of Aligner Orthodontics 日本版 | 2023 vol.3 issue 6日本版オリジナルページ患者が一番改善してほしいと思っている部分から治療することが大切であると考える(図10、11)。アライナー矯正治療の適応を判断する要素とは 矯正歯科治療を行うことになったとして、アライナー矯正治療が治療選択肢にある場合は、適応決定前に従来のワイヤー矯正治療との比較が欠かせない。アライナー矯正治療の利点には、審美性や可撤性が挙げ
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