nico 4月
3/4
STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5オールセラミックの治療を知りたい!11 april 2014金属による審美障害ならオールセラミッククラウンで問題を解決できます。まずは原因解明のため歯科医院に受診しましょう!出し、歯や歯ぐきを黒くしてしまうこともあります。 金属フレームを使った古いクラウンにはこうした経年変化がつきもので、これにお悩みの患者さんは多いのではないでしょうか。 そのほか考えられる原因としては、歯根の自然な変色があります。神経を取った歯は血液循環を失うため、時間が経つうちに内部にあるコラーゲンが古くなって褐色になります。歯ぐきが痩せたときに、この歯根の濃い色が見えて目立つのです。 またクラウンの周りにプラークが溜まっていると、むし歯が歯根に入り込み、なかで広がって(二次う蝕)黒っぽくなることもあります。 金属の影響が原因なら、近年多くの歯科医院で急速に使われるようになった新素材によるオールセラミッククラウンに替えれば、問題を解決することができます。また、歯根の変色による審美障害も、歯根をホワイトニングし新素材のクラウンにすることで改善できます(↓17ページ参照)。 なぜ黒くなったかについては、患者さんが自己判断するのは危険です。とくに二次う蝕は、クラウンに隠れて気付かないうちに広がりやすく、歯を失う原因になってしまいます。気になるクラウンの変色は、ぜひお早めに、一度歯科医院で診てもらいましょう。歯周病で歯ぐきが退縮!歯周病で歯ぐきが退縮!クラウンの継ぎ目から歯根の濃い色が見える!クラウンを外すとその下がむし歯になっていました。金属が歯ぐきに映って黒く見える!クラウンの継ぎ目の金属や金属イオンの影響が見える!金属の影響で黒い!歯根の変色で黒い!クラウンの下にむし歯が!クラウンと歯ぐきの隙間から、クラウンの継ぎ目の金属や、金属イオンが溶け出し黒くなった歯が見えてしまいます。時間とともに神経を取った歯のなかのコラーゲンが変性して色が濃くなり、クラウンと歯ぐきの隙間から見えてしまいます。クラウンの継ぎ目にプラークが溜まり続けると、接合部分から歯根にむし歯が入り込みます。クラウンに隠れて広がり、神経を取ってあると痛みも出ず発見が遅れがちです。
元のページ