nico 2014年6月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5ここがポイント。インプラント・ケア!9 june 2014まずはインプラントの構造を理解しましょう!歯槽骨とガッチリ結合!上部構造アバットメントインプラント体いわゆる「歯(歯冠)」の代わりをする部分。セラミックスやジルコニア、レジンなどでできている。もっとも消耗しやすいパーツで、摩耗したり欠けたときは、補修したり交換することができる。アバットメントにネジや接着材で留めてある。上部構造上部構造の土台であり、インプラント体(人工歯根)との連結パーツ。インプラント体にネジ留めしてある。歯ぐきの溝に接していてプラーク(歯垢、細菌のかたまり)や歯石(細菌の巣)が付きやすい要注意箇所。ネジが緩むとパーツに隙間ができ細菌の温床に。定期的にチェックを受け、クリーニングしてもらおう。アバットメントチタン製の人工歯根で、インプラント治療のかなめ。患者さんのあごの骨(歯槽骨)に埋め込むと、骨とガッチリと結合して、天然歯の歯根のように噛む力を受け止めることができる。肝心の骨が炎症で溶けてしまうと、せっかくの治療が台無しになってしまう。インプラント体ネジ留めしてある。噛み合わせが悪く偏った力がかかり続けていると、ネジが緩みパーツがゆがむことがある。定期的に歯科医院で噛み合わせをチェックしてもらおう!インプラントが天然歯のように丈夫に機能するのは、歯槽骨がチタン製のインプラント体と結合するおかげ。ただし、プラークのなかの細菌によって炎症が起きると、歯周病と同じように溶けてしまうので十分なお手入れを!あごの骨(歯槽骨)上部構造をネジで留める場合上部構造をセメントで留める場合
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