nico 9月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5唾液が減っていませんか?9 september 2014唾液はこんなに働きもの! 唾液が減ってしまうと、唾液の大切な機能が十分に働きません。むし歯や歯周病が進みやすい、口臭が強くなる、口内炎ができやすくなるほか、入れ歯が合いにくい、飲み込みにくいなど、さまざまな影響が出やすくなります。唾液が減っているなと思ったら、唾液分泌エクササイズで(→18~19ページ参照)分泌を促し、歯みがきをていねいにするとともに、かかりつけの歯科医院に定期的にメインテナンスに通って予防を心がけましょう!唾液が減っているかなと思ったら。 口がパサつくときに飴をなめると、その刺激で唾液が出ます。口のなかがうるおうのは気持ちのよいものです。飴がないと口さみしいからと、いつもバッグに入れて持ち歩いているかたがよくいますが、もしかして、その「口さみしさ」の原因は、口のパサつきではありませんか? 唾液が減ると、歯を守ってくれる唾液の機能が十分に働かず、むし歯になりやすいんです。始終飴をなめていると、むし歯が一気に増えてしまうことがあるので、注意しましょう!パサパサ感、感じていませんか? ふだん私たちは唾液の存在をとくに意識せずに過ごしています。ところが、口のなかの唾液が減ると、たちまち困ったことが起きてきます。唾液は、驚くほどさまざまな役割を担っているからです。 たとえば、唾液で粘膜がうるおされるおかげで噛んだりしゃべったりがスムーズにできます。唾液で食べ物が湿るおかげで食べ物が噛みやすく飲み込みやすくなり、食べ物の味物質を唾液が溶かすおかげでその食べ物のおいしさをじっくり感じることができます。また、食べかすを洗い流して口のなかをきれいにしてくれるうえ、唾液の抗菌物質がばい菌の活躍を抑え、酸とアルカリを中和して初期むし歯を修復し歯を守るという重要な役割も果たしているのです。
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