nico 10月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5メインテナンスがお役に立ちます。9 october 2014そもそものきっかけ、詰め物を減らしたい! むし歯を削って詰めると、ひとまず痛みは止まりますが、歯はもとどおりに治るわけではありません。削って歯質の減った歯は、噛む力に対する耐久性が弱くなります。小さな詰め物をきっかけに歯が傷みやすくなり、大きめの詰め物(インレー)に、さらにクラウンに、そしてクラウンを支える歯根が疲労し抜歯に、というマイナスの連鎖(デス・スパイラル)へと一歩踏み込んでしまうのです。削って治療した歯は? 予防歯学の進化により歯質を残すことの大切さが明らかになった現在、歯科では、デス・スパイラルのそもそものきっかけになる「削る治療を減らそう」、と考えるようになりました。ただし、これを実現するには患者さんの協力が欠かせません。来院したとき、すでに穴が開いてしまっているむし歯を治療するには、歯を削り詰め物をするしか方法はないからです。予防中心の歯科医療へ。 健全な歯質を守って削らずに維持するため、現在歯科医院では、歯科のプロによる歯の健康管理を定期的に受けていただくよう、患者さんにご提案をしています。とくに、小学生~20歳頃までのむし歯になりやすい時期に、プロの管理を受けながら詰め物を減らして、なるべく歯を削らずに乗り切ると、たいがいの人はその後歯で悩む人生を送らずにすみます。今回の来院を機に、定期的なメインテナンスをはじめませんか?メインテナンスをはじめよう!むし歯で穴が開き、細菌に汚染された歯質を削って詰めたインレー歯質が減った分、耐久性が落ち噛む力によって傷みやすい!

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