nico 2月
3/4

21顎関節症を治したい! february 2015STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5じっくりと経過観察をしながら治療を進めることができます。ぜひご協力をお願いいたします。 また、口を開けているとすぐに疲れてしまい、ご自分で口を開けているのがつらいという患者さんには、バイトブロックという開口器を使わせていただくこともできます。咀嚼筋の緊張の強い患者さんの場合、比較的短時間で口が閉じ気味になってくることがありますので、必要に応じて使用します。 診療を受けるにあたり顎関節症がご心配でしたら、問診票に書いていただくか、診療の際に歯科医師や歯科衛生士に必ずお伝えいただきますようにお願いいたします。 歯科医院においでになる患者さんが、口を急に開けたときに捻挫や肉離れのような状態になって筋肉を傷めてしまうことがありますが、これは咀嚼筋が疲労しこわばっているかたなどによく見られるケースです。 こうしたトラブルがご心配なかたは、スポーツの前の準備体操のように、歯科治療をはじめる前に口を開けるストレッチをするとよいでしょう。硬くなっている筋肉がよく伸び血液循環がよくなって、捻挫や肉離れの予防になり、口を開けるのも楽になります。 治療後に口が疲れたなと感じたときにも、帰宅後に咀嚼筋のあたりを温かいおしぼりなどで温めたり、何度かストレッチをするとだいぶ楽になっていきます。ぜひ参考になさってください。大きく口を開けるのがご心配なかたは、遠慮なく治療前にお伝えください!or 自分の指であごのストレッチを行います。このストレッチは顎関節症の初期治療に行われる開口訓練の一種で、痛みが増す場合は中止しますが、一時的に若干痛む程度であれば続けます。筋肉を伸ばすことで血流が改善し、緊張した筋肉がほぐれて開口しやすくなり、咀嚼筋の捻挫や肉離れの予防にもなります。治療終了後の整理運動にもどうぞ。治療をはじめる前に準備体操をしましょう!やってみよう、あごのストレッチ!問診票に書きましょう。治療前にご相談ください。開口器、バイトブロック

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です