nico 2015年3月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5ちょっと気になる麻酔の話。7 march 2015歯科医院で使う麻酔について知りたい! 口のなかは、からだのなかでもことに感覚が敏感な場所。そのうえ歯、粘膜、あごの骨などのさまざまな組織を含んだ複雑な領域を対象とするので、腕などにする皮下麻酔とは異なるハードルも抱えています。患者さんによっては麻酔が効きにくいことがあったり、注射したときに圧迫されるような痛みや違和感があったりして、歯科の麻酔が患者さんに敬遠されてしまうのも、じつはそうした歯科ならではの事情が関係しているのです。歯科の麻酔ならではの事情って? 現在の歯科医院では、患者さんが治療を受ける際に感じがちなストレスを軽減するため、注射をする際にも表面麻酔をしたり、ハイテク注射器を導入して注射の違和感を消すなど、さまざまな麻酔法の引き出しをご用意して、きめ細かな対応を何重にも行っています。 そこでこの特集では、一般の歯科医院でよく使われる麻酔法をご紹介し、それがどんなときに用いられ、どんな特徴があるのかについてご説明したいと思います。歯科医院の麻酔についてのよくある疑問や誤解、心配事についてもお答えしていきますので、治療を受ける際の参考にしていただければ幸いです。治療のストレスを減らしたい!歯槽骨の表面にある皮質骨歯槽骨の海綿骨しみ込むしみ込む麻酔薬麻酔が作用神経

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