nico 2015年3月
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HOW?1212歯科医院の麻酔どんなのがある?2むし歯・歯周病の治療や抜歯に。歯根膜注射 浸潤麻酔の仲間に歯根膜注射という方法があります。歯を包み込み歯と骨(歯槽骨)をつないでいる靭帯である歯根膜に麻酔薬を注入ししみ込ませます。11ページで紹介した浸潤麻酔がなかなか効かないときによく用いられる方法で、麻酔薬のしみ込みを阻む組織がないため、注入すると歯根膜をつたってツツーッと神経に届き、1~2歯にスッと効いてきます。● 歯と骨をつなぐ歯根膜に針を刺して薬を流し込むため、麻酔が醒めた後、噛むと歯が浮くような感覚が1~2日ほど残ることがあります。● それほど頻度は多くありませんが、歯根膜の周囲が汚れていると、針を刺した傷に細菌が入って炎症を起こすことがあります。噛むと痛みますが、数日すると治まってきますので、ご心配には及びません。ココに注意!麻酔薬歯根膜歯槽骨歯根膜麻酔が効く

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