nico 2015年8月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5知りたい!マウスピース。7 august 2015歯ぎしり・食いしばりから歯を守りたい! 歯ぎしり・食いしばりとは、眠っているとき、また起きているときに歯を強くギリギリとこすり合わせたり、グッと強く噛み込んだりする行動を言います。ストレスの発散のために行われているのではないかともいわれ、無意識に行われる点に特徴があります。 なかでも問題になりやすいのが睡眠中の歯ぎしり・食いしばりです。自覚さえすれば、止めることも可能な日中の行動に対し、睡眠中に無意識で行われる歯ぎしり・食いしばりは、自分で気づいて止めるということができません。睡眠中に生まれる無意識の力とは? 睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは無意識で行われ、自覚的に減らすことができないのが悩みの種。ストレスが原因だとしても、一朝一夕に原因を取り除くのは現実的に難しい場合も多々あります。そこで役に立つのがマウスピースの一種で、就寝中に使うナイトガードです。歯科医院で製作でき、装着して眠ると歯ぎしり・食いしばりの害を確実に減らせるスグレものです。 もうひとつご紹介したいのが、睡眠時無呼吸症候群の治療用マウスピースのオーラルアプライアンスです。歯ぎしり・食いしばりの発生には睡眠の質が影響することが明らかになっています。 歯科がご提供するマウスピースで歯ぎしり・食いしばりの害を防ぎ、睡眠の質を上げて、歯とからだの健康を守っていきましょう。そんなあなたにナイトガード!支台歯(コア)被せ物金属のポスト(芯棒) 目が覚めているときに強い力で噛み込むと、その情報をセンサーがキャッチして、「これ以上強く噛むと痛くなるな」「破壊してしまうな」という制御が働きます。しかし睡眠中の場合、このセンサーは目が覚めているときほどは敏感に働きません。そのため睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは、日中に行うものよりも、ずっと強い力になりがち。強い歯ぎしり・食いしばりが毎晩続くと、被せ物を入れた歯が折れた、歯が欠けた・削れたといった問題が起きやすくなってしまうのです。力に対する防御機構が働かない?!
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