nico 2016年1月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5この治療を成功させたい。だから禁煙をお願いします!7 january 2016歯科が禁煙をすすめるのはなぜ? タバコの煙に含まれる有害物質は、細菌からからだを守る免疫細胞や、炎症などで傷ついた組織を修復する細胞の働きのジャマをします。そのためタバコを吸う人は歯周病菌がする悪さを止める力が弱く、歯周病になりやすいので、病気の進行がはやく重症化しやすくなります。そして治療後の治りが遅く、再発のリスクも高くなるのです。 また最近では、タバコの有害物質が歯周病菌を刺激し鍛え上げて、パワーアップさせることも明らかになっています。 いっぽうむし歯菌も歯周病菌と同様に、タバコの有害物質によって鍛えられパワーアップすることがわかってきました。強くなったむし歯菌はネバネバ度の高いプラーク(歯垢)を作って歯に引っ付き、そのなかに隠れます。そして糖を旺盛に食べて酸をジャンジャン出します。この酸は、有害物質の刺激で丈夫になったプラークの外膜によって逃さず溜め込まれます。こうして濃度の高くなった酸が歯を溶かし、むし歯ができやすくなってしまうのです。 むし歯菌がタバコの煙で強くなると、歯周病で歯ぐきが下がり歯の根元の象牙質がむき出しになってしまったところはもちろん、噛み合わせ面の硬いエナメル質にもむし歯ができやすくなります。むし歯になりやすい!歯周病が悪化・再発しやすい! 細菌からからだを守る免疫細胞や、炎症などで傷ついた組織を修復する細胞のジャマをするタバコは、外科治療後の回復の妨げにもなります。手術後の傷がふさがるのが遅く、ばい菌に感染するリスクが増えてしまうのです。 また、インプラント治療の場合、埋入したインプラントとあごの骨(歯槽骨)がガッチリと結合し安定してはじめて治療が成功するのですが、タバコの影響で骨の反応が悪くなってしまうと、結合がうまくいかず治療がやり直しになってしまうことがあります。インプラントが成功しにくい!歯槽骨が破壊されやすく重度化しやすい。タバコの影響で血流が悪いため、歯ぐきの腫れが少なく目立たない。歯根膜

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