nico 2016年3月
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STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5歯周外科治療を知りたい!7 march 2016早期発見・早期治療が大事です! 歯周病は、お口のなかにいる歯周病菌が炎症を引き起こす病気です。歯周病菌は歯にベタベタと付くプラークに棲んでいて、軽石のようにゴツゴツした歯石のなかに入り込んだり、歯ぐきの溝(歯周ポケット)の奥にもぐり込んでしつこく悪さをします。初期症状としては歯ぐきの腫れに留まるのですが、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて失われ、歯がグラグラしたり、最悪の場合は抜けてしまいます。また、近年は、成人病と歯周病菌との密接な関係も明らかになってきています。 歯周病の治療でもっとも重要なのは、炎症の原因である歯周病菌をしっかりと取り除くこと。そうすれば、歯ぐきの腫れも、骨の喪失も停止させることができます。 歯周病がそれほど進行していなければ、歯石除去やブラッシングなど、簡単な処置で骨の喪失を止めることができます。しかし、進行した歯周病ともなると、プラークにまみれた歯石が歯周ポケットの奥深くまで入り込み、除去したくてもスケーラーでは届かないところが出てきます。汚れが残れば炎症はなくならず、骨の喪失を含む病気の進行を止めることはできません。 そこで必要になるのが歯周外科治療です。歯ぐきを開いてプラークや歯石を確実に取り除き、深い歯周ポケットを浅くして再発しにくくします。歯を少しでも多く残すための最後の切り札、それが歯周外科治療なのです。歯周外科治療って?歯周病の治療とは? 歯周病は、自覚症状が少ないため、重症になってはじめて治療が必要だと気づくかたがほとんどです。近年では歯周病の治療は目覚ましい進歩をとげ、骨の喪失を止めたうえで、失った骨を再生させることもできるようになってきました。しかしそれでも、完全に元どおりにすることはほぼ不可能です。そして、すべての歯を救えるわけではありませんし、重症になるほどさまざまな手術や処置が必要になります。早期に発見し、早期に治療を開始するほど治療の条件もよいので、悪くなってからではなく、ふだんから定期的に歯科医院で検診を受けて、早期発見・早期治療を心がけましょう!早期に治療するほど有利です!歯石とプラーク歯ぐきに炎症が起きている歯根膜
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