nico 2016年5月
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ファイバーポストの治療を知りたい!9 may 2016STEP1STEP2STEP3STEP4STEP5性がありすぐれているのですが、いざ強い力が加わったときに歯といっしょにたわんでくれず、歯を楔くさびのように縦に割ってしまうことがあるのです。金属ポストの抱えるこのデメリットは、抜歯にいたる一因として長く問題になってきました。 こうした「力によるダメージ」への改善策として、現在注目を浴びているのがファイバーポストです。 ファイバーポストの弾性は象牙質に近く、そのため歯とほぼいっしょにたわみ、もとに戻ることができます。そのためファイバーポストを芯棒にすると、歯の破折を予防する効果があるのです。 また、もし強い力がかかって支台歯が壊れたとしても、縦割れよりも水平的に割れることが多いので、抜歯を回避して、再治療できる可能性が高くなります。 差し歯の治療というと、被せ物の色や形ばかりが注目されがちですが、じつはその治療の将来は、「被せ物の下に隠れている患者さんご自身の天然歯をいかに大切に保存するか」にかかっています。そのためには、天然歯を補強し保護する芯棒の役割がたいへん重要なのです。 歯にやさしい治療のために、私からもファイバーポストを使う治療をぜひおすすめします。金属のポストのデメリットは?Case1差し歯が取れた!Case2噛むと痛い!差し歯が取れて来院した患者さんです。歯根が割れています。「差し歯のところが噛むと痛い」と来院した患者さんです。金属のポストがもげ、歯を割ってしまっていました。エックス線撮影をして調べると、歯が縦に割れているようです。歯根が縦に真っ二つになっています。残念ですが、抜歯せざるを得ませんでした。金属のポストのところでパキッと縦割れしていました。歯質が少なくなって弱っているところへ、強い力が加わったり、長年の酷使で象牙質が傷んでいると、金属のポストが楔のように働き、歯を割ってしまうことがあります。金属のポスト(芯棒)破折!亀裂が!亀裂が!金属のポスト割れている金属のポスト金属のコア(支台歯)

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