正しい「食べる姿勢」食べかたにも気をつけて次のことができているかも気をつけましょう。食べるときにも正しいフォームがある!す(→18ページ)。 オリンピックの選手が正しいフォームでからだを動かしてパフォーマンスを発揮しているように、食べるときにも正しいフォーム=姿勢があります。 正しい姿勢とはつまり、よく噛めて安全に飲み込める姿勢です。食べやすく飲み込みやすいのはもちろん、お口の筋肉を動かしやすい姿勢なので、お子さんの食べる機能の成長がおのずと促されます。 お口の筋肉をしっかり動かして食べられるようになることで、顔面やあごの成長発達につながるほか、舌やほおを動かす力やくちびるを閉じる力がついていきます。これは歯並びやお口ポカンの防止にも影響しま ちなみに、正しい食べる姿勢は私たち大人にも大事です。これを機会に、みなさんもご自分の食べるときの姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。15PICK UP前歯で噛み切り奥歯で咀嚼するひと口量を守るお口を閉じて咀嚼する水やお茶で流し込まない成長に合わせた食具を使うあごが上がっていない机の高さがからだに合っている(ひじが90°に曲がるくらい)足の裏全体が床についている(足が届かない場合は台を置く)ひざの角度は90°くらい背もたれに寄りかからない(小さいお子さんの場合はクッションを置いてもOK)背筋が伸び骨盤が立っているいすの高さがからだに合っている2022年4月号
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