をつける学び」という目標に直結する重要な学習だからね。の健康に関わるっていうしね。柘植 歯科の健康教育は、生涯の健康を支える学びになるんだよね。は、小・中学校でそういうことを学ぶ機会が減っちゃっているんだね。柘植 子どもたちから学ぶ権利を奪ってはならない。それに子どもたちにとって歯科の健康教育は、将来のためだけでなく、今の自分のためにも大事なんだよ。じつは「学齢期の子どもたちにもっとも多い疾患」は「むし歯」で、約40%が罹患しているというデータがあるんだ。は減っているっていうけど、今でもそんなに多いの?!柘植 子どもは大人のような糖尿病や高血圧などの罹患率はすごく低い。代わりに突出して多いのが歯科の疾 お口の健康って、全身 なるほど。コロナ禍で えっ、子どものむし歯病(むし歯、歯肉炎など)なんだ。 なるほどねえ。 コロナ前は給食後に歯夫にできたり、校医の歯医者さんが学校でお話ししてくれたりもしていたよね。本当に残念だなあ。 コロナ禍でも歯科ができることってないのかなあ。 私たち学校歯科医のいちばん重要な役割は、学校歯科健康診断を柘植行って子どもたちの状態を把握することなんだけど、5月末まで学校が一斉臨時休業になった2020年にも、全国の学校歯科医がなんとかこ歯科の保健教育柘植 だから学校での歯科保健教育は、将来役に立つのはもちろんだけど、子どもたちが現在抱えているもっとも大きな健康問題=「むし歯や歯肉炎」を改善するための保健教育としての役割も大きいんだ。それにお口のなかをきれいにしておくと、ウイルス感染予防にもなるしね。みがきができて、お口がきれいになったり、いい習慣が身についたのになあ。それに、フッ素洗口で歯を丈フッ素くんフッ素くんフッ素くんフッ素くんフッ素くんフッ素くん学校に定着するなかで056789 「生きる力」をはぐくむ 「新しい生活様式」が41令和元年度「学校保健統計調査」(文部科学省HP)(歳)問診表でチェックし3密を避けます。両手にミラーを持って非接触で行います。治療のすんだ歯がある治療のすんでいない歯があるむし歯になったことのある子どもの割合(%)100806040202022年10月号36.4630.3421.4812.6915.3617.6621.1044.2147.5145.3837.0524.6024.4920.2322.7322.9120.8916.821030.8829.4432.0420.5117.2816.9318.8713.6012.5113.171112131415161742.2645.4635.0737.2927.5022.2725.3614.5615.0216.9117.96意外と罹患率が高い!学校歯科健康診断は継続中!むし歯がある子どもの割合
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