nico 2023年5月号
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汗をかくには水分補給を。(ただし、塩分の制限を受けているかたは、主治医とご相談のうえご使用を)。るのです。 汗は、体内の水分を材料に生み出されます。そのため、十分な水分が摂取されていなければ適切に汗をかけず、体内に熱がこもり熱中症になるリスクが上がります。熱中症予防でこまめな水分補給が必要とされるのは、これが理由です。 また、大量に汗をかくと、体内の電解質(ナトリウムやカリウムなど)が排出され、体温の調節機能がうまくはたらかなくなります。経口補水液は、水分とともに電解質やブドウ糖を補うことを目的とした飲料です これ以外にも、エアコンや扇風機、涼しい服装や日傘、帽子など、暑さを避ける工夫や、日ごろの体調管理も大切です。←に熱中症予防のチェックリストをつくりましたので、お役立てください。基本中の基本ですが、大事なことですよ。(厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pdf/necchushoyobou/necchushoyobou.pdfから引用改変)2023年5月号41最近は気密性の高い住宅が多くなっていますが、日中の熱がこもりやすくなっています。窓を開けたり換気扇などを使って熱を外へ逃がしましょう。こまめに水分補給を!換気も大事です!外出時暑さを避ける!室内□ のどの渇きを感じていなくても飲む□ 大量に汗をかいたときは塩分も摂るワンポイント□ 扇風機やエアコンでこまめな温度調節□ 遮光カーテンやすだれの利用□ 日傘や帽子の使用□ 日陰に入る□ こまめな休憩□ 吸湿性・速乾性のある  通気性のよい衣服の着用□ 保冷剤や氷などで体を冷やすチェックリストでみる熱中症予防・対策

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