A0答え&解説筋肉の合成率(%/h)0.10.05たんぱく質は朝昼夕分けてとったほうが筋肉のつくられる量が多かった40*「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)によると、一般の成人が必要とするたんぱく質の量は、体重1㎏あたり0.8g。体重60kgなら、1日48gが目安となる。(Mamerow MM et al. J Nutrit 2014; 144: 876-880)健常者8名を対象にした研究。7日間、たんぱく質を❶朝食 30g、昼食 30g、夕食 30g ❷朝食 10g、昼食 15g、夕食 65gに分けてとってもらったところ、❶の朝昼夕に均等に分けてとったほうが、筋肉の合成率が❷よりも約25%上昇しました。たんぱく質の摂取タイミングと筋肉の合成率たんぱく質は❶夕ご飯でしっかりとる❷朝昼夕バランスよくとる❷。分けてとるほうが筋肉になりやすいです。1日目❶朝昼夕に分けてとる1日目7日目❷夕食時に分けてとる みなさんは、朝ごはんよりも夕ごはんをしっかり食べるかたが多いと思います。ただ、たんぱく質は、「夕ごはんで1日の必要分*を一度にとる」よりも、「朝昼夕に分けてとる」ほうが身体への吸収がよいことがわかっています。 筋肉になりやすいたんぱく質を多く含む食品は赤身のお肉ですが、なにも朝からガッツリお肉を食べる必要はなく、納豆や焼き魚、卵焼きでもOK。大事なのは、炭水化物の主食のほかに、副食としてたんぱく質を必ず一品用意することです。7日目Q1
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