ここがいい!ラバーダム防湿多くは、歯の根の治療で行います。小さい治療器具や削りカスなどがお口のなかに落下して誤飲するのを予防します。治療する歯や歯科医師の手指、治療用器具に細菌を寄せ付けません。薬剤などが歯ぐきに触れるのを防ぎます。2023年12月号41 ラバーダム防湿は、おもに歯の根の治療中に行われますが、歯医者さんによっては、ほかの治療でも用います。たとえば、詰め物や被せ物などの接着時です。ラバーダム防湿では、唾液はもちろん呼気(湿気)の影響も軽減させますから、湿気を嫌う接着剤の能力を最大限に発揮できます。誤飲の防止2唾液の排除1粘膜の保護3
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