nico 2024年7月号
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 クッションタイプでは、入れ歯と粘膜のすき間を埋めることで装着を安定させます。 クリームタイプおよび3役割2役割1役割5役割4役割入れ歯安定剤 おもな役割入れ歯安定剤 3つのタイプ顎がく堤てい粉末タイプは、唾液を吸収して粘着性を高めます。また、唾液の量を補うことで入れ歯を維持し、安定させます。*クリームタイプと粉末タイプの粘着成分は基本的に同じです。38入れ歯安定剤は、形状別に3タイプに分けられます。 入れ歯安定剤は、噛み合ったときの粘膜への圧を弱めたり、入れ歯と粘膜面の摩擦を減らしたりすることで、痛みを軽減させます。●唾液を吸収して粘着力が出る仕組みです。●もっとも多く販売されているのがクリームタイプです。 入れ歯安定剤は、粘膜と入れ歯のあいだへの食べ物の侵入を軽減させます。●粉末と水で粘着力が出る仕組みです。●そのため粉末の使用量および水の量で粘着の強さが変わります。 顎がく堤てい(歯があった部分)の形が好ましくない場合に、入れ歯安定剤の粘着性で入れ歯を維持し、安定させます。●粘度が高くゴム状のため、均等に広げるのが難しいことがあります。●そのため、歯医者さんによく相談してください。クリームタイプクッションタイプ粉末タイプため? どんなのがある?

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