臨床再考
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122PartⅣインプラントの応用(つづき)解決策cd★ 骨との距離は1mm以下であれば問題ないが,この場合は骨との距離が全周囲にわたり約2mm,深さが約8mm不足している(c,d).このような場合,残根を利用した矯正を行うことで,軟組織と硬組織のボリュームを増すことができる.残根を利用した矯正処置efgh★ 8週間の矯正による挺出により骨および軟組織の量がある程度増加している(e~h).歯根膜線維を切断しなければ,軟組織も矯正力により垂直的に増加することができる.組織の量が多ければ手術の難易度は低くなり,ミスも少なくなる.1mm
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