インプラント補綴・技工超入門
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QDT Art & Practice別冊2010 若手歯科医師・技工士のためのインプラント補綴・技工 超入門若手歯科医師・技工士のための インプラント補綴・技工 超入門2)チェアサイドによるインプラントプロビジョナルの調整 インプラントプロビジョナルは、まずは前項で述べた形態を付与する。その後、歯科医師がインプラントプロビジョナルを口腔内に装着するが、まずはインプラント体とインプラントプロビジョナル接合面との適合状態を手指の感覚にて確認する。これに問題がないようでも、さらにエックス線写真にて確認することが望ましい。 その後、軟組織の治癒の状況に併せ、機能や審美に対しての形態的な修正が必要である場合にはチェアサイドでインプラントプロビジョナルに段階的な修正も施さなければならない。また、調整は最初の装着時のみならず、口腔内状況の経時的な変化に応プロビジョナルレストレーションにまず付与すべき歯冠形態POINT!最初に製作するインプラントプロビジョナルのエマージェンスプロファイルは、治癒用アバットメントの径とほぼ同じ太さで立ち上げる!図8‐8a~d 製作したインプラントプロビジョナルの形態。トランジショナルカントゥアが治癒用アバットメントの径と同じ太さで立ち上げられている(b~d青点線部)。なお、本症例に関しては、いきなりワックスアップの形態を与えては軟組織への圧迫が強すぎると思われたため、最初に与えるインプラントプロビジョナルの形態としてはソフトティシュ模型に対しても抵抗がほとんどないよう歯頚部の長さもワックスより若干短い形態に仕上げた。この形態からチェアサイドで歯科医師による調整を行っていく。症例D104
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