インプラント補綴・技工超入門
2/4

第8部 プロビジョナルレストレーションの製作QDT Art & Practice別冊2010 若手歯科医師・技工士のためのインプラント補綴・技工 超入門インプラントプロビジョナルの経過観察と調整の基本じた調整を重ね、症例に対し最良と考えられる形態になるまで模索していくことが望ましい。 また、最終的な形態修正を終えたインプラントプロビジョナルのトランディショナルカントゥア部分(粘膜縁下部分)の形態を最終作業用模型にも再現することができれば、最終インプラント上部構造のトランディショナルカントゥア部分をインプラントプロビジョナルのその部分と同一形態に製作することが可能となる。 そうすることで、最終補綴時には周囲軟組織に対して不必要な刺激を与えることなく最終インプラント上部構造の装着ができ、その後の軟組織の歯頚レベルの退縮の予防を計ることも可能となる。図8‐9 製作した図8‐5のインプラントプロビジョナルを口腔内装着し、1週間経過時。模型上と同様、歯頚ラインに不揃いがあるため、まずはこれを調整していく。図8‐10 経過観察後、図8‐9のインプラントプロビジョナルの形態で環境的に問題がないようであれば、隣接する中切歯の歯頚レベルと調和するように、唇側歯頚部にレジンを追加していく。図8‐11a~c レジンを追加した後のインプラントプロビジョナルの形態(赤の囲い内は追加・調整前の状態で、点線部は追加調整した部分)。POINT!インプラントプロビジョナルの調整は、歯頚レベルのコントロールが要!症例D105

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です