口腔外科症例集
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CASE 40歯根の形態異常90CASE 40<初診時のパノラマ所見>★に埋伏歯が認められる.<初診時のデンタルCT所見>★左図:冠状断像.右図:歯列平行断像.根尖と鼻腔,上顎洞との接触が認められ,上顎洞底部と交通していると思われる.<初診時の3D所見>臨 床診断⇒埋伏歯.疼痛のため抜歯▼読影のポイント 根尖部と上顎洞底部との交通が疑われる.何回か繰り返した歯肉腫脹は,の根尖と歯冠周囲から感染を生じたものと考えられる.★水平断像.▼デンタルCTの断層像 ⇒68ページを参照症例49歳男性.主訴:歯肉の腫脹.現病歴:数年前から何回か歯肉腫脹を繰り返し,そのつど近歯科医院にて薬物療法を受けたが改善がみられず,精査をすすめられ当科を紹介来院.エックス線所見デンタルCT・3D所見
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