歯科医院を簡単にタタんではいけない
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50 ⑷ 「時間」……時間が省略できる 新規開業の場合、テナントでの開業でも、通常、資金調達、内装や設備の研究や手配などで、1年近い期間がかかるとみてよいでしょう。 しかし、医院承継の場合、準備期間が大きく短縮でき、最短、2〜3ヵ月程度の準備期間でも、開業が可能になります。また、引渡しまでに勤務医として勤務しながら、承継の準備ができるのもメリットのひとつです。 また、開業前にスタッフの採用・育成を行うことは、大変な労力を要しますが、患者応対や診療の流れを熟知するスタッフを譲り受けられるという点は、大きな魅力といえます。患者さんを担当する歯科衛生士がそのまま継続して勤めてくれていれば、患者さんの引継ぎもスムーズです。さらに、患者さんの個性や性格に精通するスタッフが院内に1人でもいれば、開業当初から診療がスムーズに行われます。

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