開業医だから発見できる口腔がん
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11第1章取り入れよう!メインテナンス時の口腔がん診査●順番に粘膜をチェックチェックしていこう 歯のメインテナンスと同じ要領で、水平位がよいと思います。十分に明るい光とデンタルミラーを用意し、義歯などがあれば、あらかじめ外してください。 まず、患者さんに「口の中の粘膜で、ただれた部分や色が違う部分、気になる部分はありませんか?」と聞いてください。鼻づまりや、鼻出血、顔でしびれている部分がないかも聞いておいた方がよいと思います。さらに、口の診査に入る前に、患者さんの首のあたりも少し見て、腫れなどがないことを確認しておくのもよいでしょう。口腔がんのリンパ節転移の他、口の中の病気が首にしこりなどを生じさせることもあるからです。❶口唇&唇側粘膜&唇側歯肉 口を閉じた状態で上下の口唇の表面を観察し、指で撫でるように触りましょう。次に口唇の内面の粘膜を触りながら丹念にチェックしていきます。この時、前歯部の歯肉のチェックも行います。

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