開業医だから発見できる口腔がん
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56●異常発見!その後の流れその後の流れ知っておこう!患者さんが受けるがん治療の流れ1 粘膜の異常を見つけたら、まず自院の歯科医師に相談してください。最近は、口腔がんや口腔粘膜に関する勉強会が頻回に行われており、知識が豊富な先生も増えています。歯科医師の先生と相談して次のステップに進みましょう。患者さんが治療を終え退院すると、かかりつけの歯科医院で、口腔ケアや歯科治療も含めたメインテナンスを再開します。検査後、がんであることが明らかになったら、手術による治療や放射線、抗がん剤による治療など、さまざまな治療が始まります。歯科医師が診ても「何か変だ」ということになると、専門医に紹介することになります。口腔内の粘膜を見て「すぐ専門医に」ということになると患者さんは不安になりますし、大きな病院や大学病院は、怖い病気になって受診するところというイメージを持っている患者さんも多いと思います。「怖い病気ではないと思いますが、安心するために一度診ておいてもらいましょう」と、過度に不安を与えず、かといって行くのを患者さんの判断でやめることのないように注意してあげてください。場合により、歯科医師が義歯や補綴物の状態をみて調整したり、あるいは歯の鋭縁を丸めたりして様子をみることになるかもしれません。基準は2週間です。原因除去をして2週間たっても変化がなかったり、大きくなったり表面が粗造になるようならば、ただちに専門医(口腔外科)などに紹介する方がよいと思います。❶経過観察❹かかりつけ歯科医院でのメインテナンス再開❸専門医による治療❷専門医紹介次ページで詳しく解説専門医に引き継ぐまでのケアは60ページで解説

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