院長必読! 働きたい働き続けたい歯科医院
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18本第1部音歯科衛生士のを知る!歯科衛生士が集まる採用1.歯科衛生士も本当は長く勤めたい 院長も「どのように(人材を)確保したらよいか?」 を考え,さまざまな取り組みをされていると思いま す.しかしまずは,ご自身の歯科医院が“歯科衛生士が就職したいと思える歯科医院(職場)”でなければなりません.新卒の歯科衛生士は,さまざまな媒体を見て就職先を決定します.「就職しないとわからない」ことは理解しつつも,期待に胸を膨らませ(期待の大きさはさまざまですが……),就職先を決定している方が多いです. 筆者は,最初の就職先というものは,歯科衛生士人生を大きく左右する可能性があり,慎重に選ばなければならないと考えています.ただ,前述したように, 有効求人倍率は約20倍以上ですので,就職するときに抱いていた期待に対して「ちょっと違うかも?」と思ったときに,「何かあったら転職すればいい」という考えになりやすいのも事実です. しかし,全員がそう考えているわけではなく,ほとんどの歯科衛生士の本心は「できるだけ長く勤めたい」というものです.2.歯科衛生士から選ばれる職場にある“何か” 歯科衛生士の有効求人倍率が高まっている現在,歯科衛生士から選ばれる歯科医院になるためには,「ここで働きたい! 働き続けたい!」と思われる“何か”がなければいけないと考えています. ここでまず,歯科衛生士側からみた採用されるまでのステップを図1に示します.1歯科医院の採用に対する歯科衛生士の本音

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