74評第3部価歯科衛生士をする!お互いに納得できる評価とは1.年功序列の評価はもう古い 現在,働き方改革が推進され,勤務体制が多様化しているなかで「どのようにスタッフを評価して待遇を決めればいいのか?」が歯科医院を経営するうえで大きな問題点となってきています. 報酬面では,古くから多くの企業では年功序列制1.歯科衛生士のタイプ分類 筆者は歯科衛生士の育成を行ってきて,歯科衛生士をタイプ別に分けることができるのではないか?度によって給与や階級が決められていました.現代の歯科医院においても,長く勤務しているスタッフが少ない場合は年功序列制度でも成り立つかもしれません.しかし,勤続年数を重ねていくにつれて,歯科衛生士の間でも,明らかに意識などに違いが出たりします(図1).と考えました.図2にそれを示します. 経営者の院長としては“組織志向&変化志向”もしくは“組織志向&安定志向”の歯科衛生士が望ましいとは思いますが,すべての人をここに当てはめるこ1今のままでも問題ない?2何を評価するのか?
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