QDI 2015年3月
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オッセオインテグレーテッド・インプラントの父 Per-Ingvar Brånemark教授を偲ぶ追悼企画オッセオインテグレーテッド・インプラントの父Per-Ingvar Brånemark教授を偲ぶ小宮山 彌太郎(こみやま やたろう) ヨーロッパの多くの人々にとって、1年の中でもっとも大切な行事のクリスマスを目前に控えた2014年12月20日午後4時30分、人生の大部分の時間を過ごしたイェーテボリ市の南に隣接するメルンダルの病院で、世界中の多くの歯牙欠如顎患者を照らしてきた大きな炎が消えていった。身近なところにも90歳あるいは100歳を超す人が多いスウェーデンにあっては、Per-Ingvar Brånemark(ペル・イングヴァールブローネマルク)教授の85歳での逝去はあまりにも早く、惜しまれる。追悼企画1971年 東京歯科大学卒業1976年 東京歯科大学大学院修了東京歯科大学歯学博士 (歯科補綴学専攻 故関根 弘教授に師事)1977年 東京歯科大学歯科補綴学第三講座講師1980~ スウェーデン、イェーテボリ大学歯学部歯科補綴学、および医学部解剖学客員研究員(故ヘデゴード教授、故ブローネマルク教授に師事)1990年 東京歯科大学歯科補綴学第三講座助教授1990年 ブローネマルク・オッセオインテグレイション・ センター開設2006年 東京歯科大学臨床教授神奈川歯科大学客員教授2011年 日本補綴歯科学会副理事長2012年 昭和大学歯学部客員教授1983年
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