QDI 2015年7月
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上顎前歯部における水平的・垂直的欠損へのブロック骨移植での対応図3-b図3-c図3-a 骨移植のために、まず受容側(欠損部)の切開線は隣接歯の遠心側に縦切開とし裾開きに設定する。図3-b、c 術前予測とズレていないかをプローブで計測する。図3-k図3-l図3-g 治癒が早まるようにかつ瘢痕が目立たぬように可及的にflapを元の位置に戻す。図3-h 母床骨とブロック骨とをピッタリと合わせておくことが重要である。図3-i デンタルX線写真にても隙間なくブロック骨が母床骨に密着していることが確認できる。図3-j 移植骨の状態の確認、歯間乳頭の温存を考慮してpapilla preserva-tion 切開とする。図3-e図3-f図3-d 採取したブロック骨を受容床にぴったりと合うようにトリミングを行う。頬舌側の骨膜からの血液供給を受けやすいようにフィッシャーバーにて採取骨に穴を数ヵ所貫通させておく。図3-e、f 表面にはBio-Ossを充填し、その上にコラテープを設置する。図3-k、l インプラント埋入位置は1と1の中央ではなく、1、1対称の位置で、やや近心寄りとなる。75─Vol.22,No.4,2015567

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