現在、インプラント治療は欠損補綴において幅広く応用され、一般臨床家の間でもなくてはならない治療オプションとなっている。インプラント義歯は、ブリッジのように隣在歯の削合を必要とせず、可撤性床義歯のように着脱の必要性や残存歯への負担荷重が少ないことが知られている1)。また、咀嚼効率も高い2、3)など、従来の補綴装置と比較して長所が多い一方、治療の侵襲度合いは高く、治療期間も長く要し、加えて他の補綴治療に比べ治療の再介入も容易ではないため、インプラント治療後の長期安定性については、術者も患者も大きく期待している。14Quintessence DENTAL Implantology─ 0354はじめに特集1岩田光弘 Mitsuhiro Iwata 岡山県開業:医療法人社団さくらデンタルクリニック
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