Quintessence DENTAL Implantology 2023年No.1
1/9

22Quintessence DENTAL Implantology─ 0022 今日の部分欠損に対する補綴手段としては、ブリッジ、局部義歯(ノンメタルクラスプデンチャー)、インプラント、移植などが挙げられますが、いずれの手段にも一長一短があり、それぞれの間に絶対的な適応症の線引きはできないといわれています。近年では、MI、審美性の観点から、インプラントを第一選択とする声も聞かれますが、条件さえ整えば他の手法も十分に機能の回復と審美性を低侵襲で得られそうです。 そこで、選択を左右する因子(患者の年齢:40歳前後、適応部位:上顎前歯および臼歯1歯欠損の2ケース、適応部位の状態:とくに移植の場合のレシピエントサイト、両隣在歯の状態、機能と審美、時間と料金)を加味したうえで4名の大特集クラスプデンチャー上顎前歯および臼歯1歯欠損に対する最良の欠損補綴手段を探るインプラントVSブリッジor自家歯牙移植orNMCDノンメタル?

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る