3演者論202文■抜歯後の周囲組織の減少を最小限にすることを目的に抜歯窩に対して行う移植処置は、ソケットプリザベーション、あるいはリッジプリザベーションと称されている。抜歯窩の損傷程度に応じて、ともに細かな異なる手技が報告されているが、この両者はほぼ同意語であり、本特集では「ソケットプリザベーション」に統一した。■抜歯窩内に意図的に歯根の一部を残存させる手技としては、ルートメンブレンテクニック、ソケットシールドテクニック、パーシャルエクストラクションテクニックなどいくつかの用語が用いられている。それぞれに細かな手技の違いはあるが、本特集では、包括的に「ルートメンブレンテクニック」を用いた。0197 ─Vol.30, No.2, 202317概論園山 亘/窪木拓男P.18早期埋入(抜歯後8~9週)佐藤憲治P.24抜歯後即時埋入増田英人P.44総括園山 亘/窪木拓男P.64ソケットプリザベーション山中隆平P.34ルートメンブレンテクニック林 丈裕P.54マネジメント戦略
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