Quintessence DENTAL Implantology 2023年No.3
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インプラント補綴設計硬・軟組織マネジメント初学者のためのインプラント治療のための図1-a〜c 初診時の下顎前歯の露出。欠損部の不足する組織は義歯床によって再現されていた。図1-d、e GBR術前の正面観。欠損部は三次元的に吸収している。正中の乳頭再建が満足度に大きな影響を与えると予測された。図1-f〜j 術前のX線写真と3-Dシミュレーション。近遠心スペースは限られており、適切な形態を獲得するためにはインプラントのポジションが非常に重要である。₂に埋入予定であるが、斜面の抵抗に負けて、近心、頬側に偏位しないように注意が必要である。審美性を得るためには、三次元的なGBRが必要であることがわかる。図2-a 縦切開はフラップが台形となるように約45°傾斜させる。図2-b 歯槽頂の水平切開は角化歯肉内に設定し、舌側の延長は水平に2〜3歯行う。必要であれば減張操作後に縦切開を最遠心部に追加する。0477 ─Vol.30, No.3, 2023121abdcefghij 術前の状態フラップデザイン

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