Quintessence DENTAL Implantology 2024年No.1
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0009 ─Vol.31, No.1, 20249に関する報告は存在するものの、とりわけ補綴装置に付与すべき咬合様式についてはいまだ統一見解が示されていない。 これまで多くの臨床家は既存の天然歯に対する咬合理論を援用してインプラントの上部構造に咬合を付与していた。あるいは真正面からの議論を避け、“なんとなく”で補綴装置を作製していたきらいもある。しかしながら、インプラント臨床医が信頼できる指標を現場で必要としているのは事実である。 そこで本特集では、かねてより「インプラントの咬合」に多大な関心を寄せ、臨床に活かしている歯科医師/歯科技工士に自身の理論や考え方、そして指標を詳らかにしてもらうことを目的とした。(編集部)

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