3456782100イドで覆われて明視野とはならず、注水が届きにくく骨火傷を起こすこともある。さらに、サージカルガイドを設計してから納品まで時間がかかることもデメリットに挙げられよう。 これらの欠点を克服したガイデッドサージェリーが、俄かに注目を集めている“動的ナビゲーションシステム”である。サージカルガイドを必要とせず、トラッキングシステムによりリアルタイムで位置確認ができ、インプラント臨床経験の少ない術者でもインプラントを精確なポジションに埋入できる。このナビゲーションシステムでいうと、ノーベル・バイオケア社の「X-Guide®」(以下、®を省略)が圧倒的な知名度を誇るが、他社からも非常に優秀なシステムが上市されている。 そこで、本企画では動的ナビゲーションシステム全般を対象に、臨床における有用性や勘どころ、また教育ツールとしての価値など、多角的にその可能性を探ってみたい。(編集部)806040200183 ─Vol.31, No.2, 202411インタビュー木津康博P.18鮎川保則P.38P.54臨床論文P.28村川達也/甲斐大嘉/臼杵雄一郎/鈴木泰二/中村茂雄/森川秀典大内田理一、P.46 三好敬三山下佳雄Index概 論総 括P.60P.12
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