Quintessence DENTAL Implantology 2024年No.5
1/9

8Quintessence DENTAL Implantology─ 0716 矯正治療とインプラント治療は、どちらも歯を削らない低侵襲な治療法であり、双方を十二分に使いこなせるようになれば臨床の幅が劇的に拡がるだけでなく、より良い結果を患者にもたらし、患者のQOLを向上させることができる。 一方、今までほとんど未経験の臨床家にとって自身で矯正治療を手掛けるのは容易ではない。歯科矯正をていねいに教えてくれる研修やコースは本邦でも多く存在するが、それらのコースを受講すればすぐに実践できるかというと、それほど甘いものではない。無事に研修を終えたとしても、器具などを一通り揃え、自院の歯科衛生士や受付を巻き込んで矯正治療を始めるには労力と根気、そして費用が必要となる。加えて、一般歯科医(GP)である自身が、「どこまで矯正治療で大特集インプラント治療の世界華麗なる矯正×

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る