QDT2月
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各国総義歯事情(後編) 前回は、北米ならびにオーストラリアの状況を紹介した。今回はアジアならびにヨーロッパのいくつかの国の状況を紹介する。各国の補綴専門医に送った質問の内容(前号にも掲載)を表1に再掲する。はじめに■今回の質問内容表1 今回の企画にあたって各国の補綴専門医に送った質問の内容(前号より再掲)。質問1:教育に関して1-1.あなたの大学では総義歯の講義においてどのテキストを用いているか?1-2.あなたの国ではどのテキストがもっとも多く用いられているか?1-3.補綴の教育の中で何%の時間を総義歯に費やしているか?1-4.総義歯の講義と臨床実習、模型実習の割合は?1-5.どの方式の印象方法を教えているか? a.開口印象法:コンパウンドによる術者主導の辺縁形成とともに b.閉口印象法:フローの低い印象材による辺縁形成とウォッシュを患者主導の運動で1-6. 総義歯教育に関する追加のコメントがあれば質問2:患者の姿勢ならびに要求2-1.あなたの国の各世代における無歯顎者の割合が分かれば2-2.無歯顎において、総義歯、ボーンアンカードブリッジ、インプラントオーバーデンチャー(IOD)が選択される割合は?2-3.総義歯治療は保険でカバーされているか? 総義歯の価格においてレベルの異なるものがあるか? (たとえば高品質のものなど)2-4. 患者の姿勢ならびに要求に関する追加のコメントがあれば質問3:総義歯の提供者、費用ならびに生涯学習3-1.だれがもっとも多く総義歯を提供しているか? (GP/補綴専門医/デンチュリスト)3-2.その費用はどの程度か? (GP/補綴専門医/デンチュリストで)3-3.総義歯製作のスキルアップの方法は? (雑誌・生涯学習コース・スタディクラブなど)3-4.総義歯の提供者、費用ならびに生涯学習に関しての追加のコメントがあれば
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