QDT5月
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Denture Treatment Manual Prologue図49a~c 耐火模型へのワックスアップとスプルーイング。そして鋳造して金属に置き換えた状態。図52a~c ラボワークではステップごとに適合を確認する必要がある。作業模型から取り外しても、サベイドクラウンとパーシャルデンチャーはそれぞれ維持機構に適合し、歯列の連続性を回復することが目的となる。図51a、b 大きな装置の鋳造ではあるが、余剰分を極力少なくし、メタルに移行する。メタルのポリッシングワークは、大きな応力が構造物にかかってしまうので、最短ルートで磨き上げる。ababcabcメタルフレーム図50a、b 臨床ケースにおける耐火模型材除去の途中写真。ここで耐火模型が残ったままスプルー線がむき出しになっているところを注目してほしい。総義歯やそれに近いケースのようなシンプルな構造のケース以外の、大きく軸壁を使った複雑なケースにおいては、適合を大きく左右するステップである。詳細は連載で解説したい。ab113QDT Vol.40/2015 May page0705
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