QDT 2016年3月
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 CAD/CAMの普及にともない、インプラント上部構造についてもさまざまな材料・製作方法が提示され、「結局は何が良いのか?」との疑問を耳にする機会が多い。この疑問に対して、これまでの臨床経験から筆者が思い至ったのは、「長期にわたってメインテナンスが可能なインプラント上部構造」でなければならないということである。そしてそれを目指すためには、①修理修正が可能な材料で製作すること②バックアップをデータとして保存しておくことが非常に重要であると考えている。 今回は、インプラント上部構造のフレームおよび歯冠材料について私見を述べたうえで、筆者なりの上記①②の条件を満たすためのアプローチを紹介したい。畑中卓哉Fit In/埼玉県久喜市栄1‐17‐8fiber reinforced resin Trinia

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