QDT Vol.46/2021 November page 1291図1 当院におけるデジタルワークフロー。図2a センタリング機構のあるコーピングでのベリフィケーションインデックス採得を行う。図2b スキャンボディの装着。図2c スキャンボディの形態を取り込んだDental Systemにおける設計画面。上部構造完成(図2n)図2d チタンベースの形態を取り込んだDental Systemにおける設計画面。ab35CADソフトウェアによるデザイン、ベリフィケーションモデルを使用したプロビジョナルレストレーションの完成(図2c~f)プロビジョナルレストレーションの評価完了後、ベリフィケーションモデルに装着してスキャン(図2i)ベリフィケーションモデル上でのCADソフトウェアによるデザイン、ジルコニアフレーム製作(図2j~m)第11回 IOSを起点とした現代のインプラント補綴 ─精度向上のためのポイントとその実践例─(後編)IOSにおける光学印象採得・ベリフィケーションインデックス採得(図2a、b)プロビジョナルレストレーション口腔内装着・調整・評価(図2g~h)したら、最終上部構造の製作へと移行する。最終上部構造製作の技工操作はベリフィケーションモデル上でCADデザインを行う。ベリフィケーションモデル上でCADソフトウェアによるデザインを行うことで、シンタリング後のジルコニアフレームは無調整で適合させることができる。また、ベリフィケーションモデル上でのデザインは高い適合性を約束するだけではなく、従来の石膏模型を主として行われてきた作業工程
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