補綴設計『今ならこうする』56歯科医師・普光江歯科クリニック 高知県安芸郡田野町2147-3QDT Vol.47/2022 June page 0754から歯科医療の哲学を学び、真摯な臨床姿勢(「QDT」4月号に提示された症例)を拝見させていただいたときの驚きを読者の先生方と共有したいと考え、細山先生の“47年間にわたる長期経過症例”で示された「先進的ナソロジー」の臨床をふまえ、顎関節内障の存在に対応すべく変遷してきた「ニュー・ナソロジー:順次誘導咬合論」の考え方と臨床を筆者が提示し、対比させるという切り口で咬合治療の本質、歯科技工に求められる考え方と技術論などに踏み込められるのではないかと考えている。─変わりゆく材料・コンセプト・ニーズの中で、各時点での「最善」を考える─ 補綴設計の観点から自身の症例における「歯科治療の結果」を判断し論考するという主旨の原稿を書くというのは非常に勇気を要するものであり、かつそれを検証するためには治療前、治療中、治療後における評価可能な資料を採り続けていなければ引き受けられるものではない。当然のことながら今回提示する症例においても長期にわたる経過観察を経たものでなくてはならないのだが、クインテッセンス出版から2014年に上梓させていただいた拙著「咬合治療ナビゲーション」を基にしたコースを受講していただいた細山 愃先生第6回 インプラント長期症例が示す臨床像を振り返って(後編)はじめにリレー連載普光江 洋Hiroshi Fukoue補綴設計『今ならこうする』
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